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2月9日は旧十六日祭

旧暦の1月16日は、八重山ではグソー(後世)の正月「十六日祭」ですね。

十六日祭の由来は、琉球王国時代までさかのぼります。

城で働いていた家来が、正月1日から15日まではお城での正月の行事などを行い、城の行事が終わった後、16日に故郷の父母と正月を祝うため帰郷しましたが、父母はすでに亡くなってしまっていました。

そこで墓参りをして念頭の辞を墓前で述べたのが十六日祭の始まりという話。

また、正月の1日から15日までは神様がいる神聖な時期なので、不浄を避けその間には墓参りをせず、16日になって初めて墓参りをするという由来もあるそうです。

沖縄では十六日祭と清明祭(シーミー)と2つの大きな墓前祭が有名ですが、八重山では十六日祭に重点を置いています。

同じ沖縄でも、地域によってそれぞれ文化がちょっと違うから面白いですね。

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