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今年最後のひとりごと

「人手不足」聞かない日はなかったこのフレーズ。

仕事は頂けるのに、職人の手が回らず、ご辞退を申し上げなければならない。

こんな忍びない話で多くの失礼をした今年も暮れようとしている。

移り行くのが時代だが、この分野から一旦離れていった若者が再び、素晴らしい「もの造り」の領域に魅力を感じ、戻ってくれる策は、はたして?

ものを造る職人さんによるユーモアたっぷりの「職人」永六輔著の一節をご紹介して、今年の結びといたします。

「メシ喰う暇があったり、ウンコする暇があったら、忙しいなんて言うもんじゃねエ」

「いつまでもメシ食ってるんじゃないよ、口の中でウンコになっちゃうぞ」

 ☆いきなり下品でした! m(__)m

「風邪をひくのはサラリーマン。職人は風邪はひきません。

風邪なんか引いちゃいられないからです」

「健康に気を使っているやつに、いい仕事はできません」

「女房褒めればよく尽くす、亭主立てればよく稼ぐ」

「彫り三年、研ぎ四年。女房貸しても砥石は貸すなって教えられました」

「おい、若エの! 何にもできなくっていいから、せめて、元気のいい返事が出来ねエか」

「田舎の人は木に詳しいから伐り倒す。都会の人は木を知らないけど守りたがる」

☆サラリーマンさんや若い人には失礼! m(__)m

乱暴な言葉や勝手な言い草ばかりですが、なんとなく愛ある職人気質を感じます。

今年も一年お世話になりました。

皆さま良いお年をお迎えください。

㈱前木組 前木繁孝

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