学校卒業後、年間120棟程を建てる木造建て売り会社に就職し工事部に配属された。
現場監督1年生として多くの事を学ばせていただいたが、それも幾度かの失敗の中に今がある。
冬の東京で完成間際の現場の事!
上司から水道の元栓を閉め、室内蛇口は開けるように言われ不思議ながらも指示通りにして帰社した。
翌日設備業者から浴室のバランス釜が壊れているとの連絡で現場へ急行した。
まさに釜内部の細かい配管の水が凍り、パイプを破裂させていた。
その末端には水抜きの為のコックがついていて、それも開けておく必要があったのだ。
上司は水抜き作業は当たり前だと‥😭
その時のボイラー12台が取り替えとなった💦
別の日、「カントクさん、明日寒くなりそうだけどポーチタイル貼りますか?」
とタイル屋さんに聞かれ、寒さ如きで何を言うのだろうと思いつつ、全棟貼るように指示した。
翌朝、現場では目を疑う光景が一面に広がっていた💦
敷地内全ての玄関ポーチタイルが10センチほど霜柱で宙に浮いていた。
タイル屋さん曰く「だから確認したのに」と・・・再度会社に多額の欠損をさせてしまった!
この冬なかなか寒かったが、ポケット手をする事もなく作業が出来る生まれ島八重山に感謝!!
コロナ禍で会話もしづらい昨今だが、日々の失敗談と反省を共有し合う!
そんなゆんたくの出来る日が春と共にすぐそこまで来ている予感がする。
代表取締役 前木繁孝
Comments