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大地震に思う

2月6日トルコ南部で発生したマグニチュード7.8の地震!

トルコとシリア合わせて5万人以上の死亡が確認された!

17万3千棟が倒壊し、亡くなった人の多くが倒壊した建物の中から発見されているとの報道!

人間が作った構造物の強度が自然のエネルギーに対して弱いが故の災害だ。

以前受けた応急危険度判定士研修の際に講師から生々しい話を聞き肝を冷やした事を思い出した。

研究の結果、沖縄は震度6や7で倒壊する建物が多いというのだ。

一階部分が柱のみの沖縄独特の建物、ピロティーが特にそうだと言う。

いつかはやって来ると言われる、巨大地震!

一昔前の古いピロティーは速やかな補強が望まれている。



252年前の4月24日、八重山列島近海で巨大地震が発生している。

その7分後に島を襲った大津波!

明和の大津波だ!

宮古、八重山地方の死者、行方不明者は1万2千人余りに登り、流出した家屋が2千戸以上と大災害になった。

いつ何時自然の猛威がやって来るか残念ながら人間には分からない。

だからこそ建物づくりを業とする者にとって、普段から安心安全な建築、まちづくりに取り組む事は責務で最優先事項だと改めて思う。

       


(株)前木組 代表取締役 前木繫孝  

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