勿体無いとのタイトルで一年前もつぶやいたが、この時期に来て再びつぶやきたい。
我々の家での暮らし方、住まいの使い方はコロナ前とは間違いなく変った。
在宅時間が増え、より便利で安心で、楽しい暮らしの実現がこれからのテーマとなったのではないか。
帰宅するとまず消毒の為、玄関先での手洗い場が欲しい!
居間に行く前に洗面や着替えの場所への動線の確保も。
音や視線を気にせずできるリモートワークの部屋!など
昨今、物価高で建築単価も上昇の一途、住宅取得が更に厳しくなっていくでしょう。
間取りを工夫し、坪数を抑え、何とか夢の実現に漕ぎ着きたい。
徹底して動線の短縮を図る事も大事になって来よう。
設計中の共同住宅では物干しの為のベランダを無くし、その動線が減った分、部屋を広くする提案をしたら、共感して下さった。
実際の住まいはどうだろう、特に納戸の中だが、ほとんどが何年も使っていない物ばかりではないだろうか。
高い建築費を払い、賃貸なら月数万円の家賃を払い、使わない物達のお部屋を作っただけとなるのが納戸。
勿体無いのはこの先も使わないかもしれない「モノ」なのか、「空間」なのか。
住まいは倉庫では無い!
人が伸び伸びと生活するためにある。
人間並みの待遇を受けている使わないモノたちにそろそろ退去していただこう。
年末を控え思い切って断捨離をする!
痛みを伴って捨てた分、無駄な買い物は金輪際しない、と自分に言い聞かせつつ…(^^;)
代表取締役 前木 繁孝
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